地震解析ラボの地震観測手法
地震に関する研究、大規模地震の前兆現象に関するモニタリングを行い、独自に4つの観測データを解析して地震予測情報を配信しています。
■地震の短期予測(数日〜2週間前)情報を配信
■4つの手法に焦点をあてて地震予測の研究を重ね、この成果を基に短期地震予測を実用化
1. 防災科学技術研究所の地震観測データ
防災科学技術研究所(NIED)が観測している地震データを用いて、地震の前兆を捉え地震を予測します。
2. 電離層の大きな乱れ
地震の前に電離層に大きな乱れが生じ、そのためVLF(周波数3-30kHz)/LF(30-300kHz)の電波に異常が 起こり、その異常を弊社独自で開発した受信装置を用いてモニタリングし、解析して地震を予測します。
3. 磁場変化によって起こる微弱電波
地震の前には、地下でごく小さな破壊(マイクロフラクチャ)が起こり、さまざまな電波が発生することが判っています。 そのうちの磁場変化によって起こる微弱電波(ULF)をモニタリングし、地震の前兆を検出します。
4. GPS電波を用いた電離圏
地震の前には、電離圏の電子数の密度が高くなることが判っています。 この電離圏異常を、GPS衛星電波を用いてモニタリングし、地震の前兆を検知します。