用語解説

マグニチュード

マグニチュードは、発生した地震のエネルギーの大きさであり、日本では震度の表示においては気象庁震度階級が使われています。

マグニチュードと震度は比例するのか?
マグニチュードと震度は比例しません。 それは震源から観測点までの距離やどれほど離れているか、地盤の状態がどのようなものかに関係してくるからです。
たとえば、2012年3月8日に発生した新潟県中越地方の地震では M2.7 震度3でした。 そして、2012年2月28日に発生した沖縄本島近海では、M5.6 震度3となっています。 新潟県中越地方では、震源が内陸であったことからその震源地域が大きな震度となってきており、逆に沖縄本島近海の震源では本島から離れた海底であったことから震度3という結果になっています。

マグニチュードが大きくなると何が変わるのか?
エネルギーの規模が等比級数的に大きくなります。
マグニチュード 5,6,7,8それぞれのエネルギーとしては、M5.0を1とした場合、M5.0⇒1 M6.0⇒31 M7.0⇒1,000 M8.0⇒31,250 M9.0⇒1,000,000となります。